2022年11月25日
第2学区支部
医療生協やまがたが加盟している日本医療福祉生協連は、今年の総会で、2030年を展望したビジョン「誰もが健康で居心地よく暮らせるまちづくりへの挑戦」を決定したとのことで、私たち第2学区支部の9月の運営委員会で、2030ビジョンコンテストへのエントリーが議題にあがりました。ビジョンは①健康づくり・まちづくり②医療・福祉事業の質向上③経営・組織の発展との人材育成④平和で公正な社会づくりの4つの分野でありたい姿が語られています。今までは年次計画や将来のビジョンについては法人で考えるものだと思っていたので、支部としてのビジョンを考えるのはとても大きな課題に感じましたが、①健康づくり・まちづくりビジョンに取り組んでみました。
しかし、実際に取り組んでみると毎年取り組んできた医療生協のたまり場活動でのつながりづくり、仲間ふやし、班会開催、健康づくり活動などの話題を中心に課題ごと熱い議論ができました。
私たちの活動の良いところ・好きなところ
「楽しく気軽に話せる場所がある」「班会・たまり場で困ったことを一緒に解決出来る」「専門職アドバイスが聞ける」「医療生協をアピールできる活動がある」「一人だと挑戦できないことがみんなだと挑戦できる」「趣味の幅を広げながら人との交流ができる」「活動に参加すると元気になる」「社会参加しながら様々な知識を得ることができる」「活動に参加することで知り合いが増える」
私たちの活動で見直したい・発展させたい・頑張りたいこと
「たまり場活動を継続させるため若い世代の参加者を増やしたい」「支部全体を巻き込んで活動したい」「オンライン活動の参加者を増やしたい」「もっと多くの人に医療生協を知ってもらいたい」「機関紙をより多くの人に届け町全体に広げていきたい」「多くの活動をおこなうため広く認知され、地域、行政からも信頼される」
2030年にありたい姿
「支部の全町内にふらっと立ち寄れる居場所をつくる」「各町内に班を作り班会を開催」「男性にも関心を持ってもらい活動に参加してもらう」「地域住民が「当たり前」に助け合いながら生活をおくる」「和気あいあいと多くの人が活動に参加している」「一人じゃないと思える地域」「医療生協だけではなく他団体も巻き込んだ健康づくり活動ができている」「担い手がたくさんいる」「医療生協を親から子へ継承している」「自分の能力を活かしいきいきと活動している」
ありたい姿を実現するために
「運営委員が各町内の情報を把握する」「顔見知りを多く作り、意識的につながりをつくる」「組合員がやりたい活動、楽しい企画を開催する」「親子で参加できる活動を開催する」「支部特有の企画を開催する」「声かけをするポイントを決めて活動へ参加する組合員を増やす」
普段何気なく思っていることも、話し合いの中で新たな気づきや学びがあり、地域の状況や課題も共通認識できました。今回のコンテストに向けた取り組みはとても有意義な時間となりました。そして、私たち第2学区支部運営委員が地域の皆さんと一緒に実現したい2030年ビジョンは「笑顔が溢れ、健康長寿で居心地良いまちづくり」です!!