2022年11月25日
理事会まちづくり委員長 坂本昌栄
10月19日出羽庄内国際村で62人の参加者を迎え第4大川美紀子氏による「地域住民主体のたまり場活動に期待すること」と題した講演が行われました。
講演では、鶴岡市85歳以上の2人に1人が介護保険申請をしていること。要介護認定者の主な原因は認知症・脳血管疾患・高齢による衰弱となっている等の現状が話されました。 フレイル予防は、何歳になってもどのような心身状況の人でも「近くで」「集まる」「続ける」ことが出来る、今日用がある、今日行く所があることが最大の予防となるとの講演でした。
講師からは現在行われている、医療生協やまがたのたまり場活動が、最も理想的・効果的であり、継続的に実施していることに感謝のお言葉も頂きました。また講師は温海・朝日・羽黒等を担当していたこともあり、皆さんとの再会に感謝し涙していました。
たまり場活動の実践報告では「第2学区支部たまり場活動」「第4学区健康集会」「いきいき百歳体操の取り組み」「西郷支部健康体操に取り組んで」と題し各地域の活動が紹介されました。
コロナ禍の中で中止・実施の決断を迫られたこと。感染予防対策などを行いながら、各地域の特色を生かし継続的に実施することで、支部活動へ繋がりが広がっている。また継続することで課題も出てきている等の報告が行われました。参加者から「やってよかった」「わかりやすくいい講演だった」「人とのつながりがフレイル予防になることがわかった」と声が寄せられました。