母の背を追いつづけて(2021年12月号掲載)

2021年11月25日

羽黒支部 鬼島光子さん

朝、カーテンを開け仏壇に挨拶する事から一日が始まります。今日も無事に過ごすことが出来ますようにと・・。

退職して、私を待っていたのはボランティア活動でした。これまで頑張ってこられたのは、

仕事が好きだったからです。

皆さんに笑われるかもしれませんが、朝、新聞のテレビ欄を見て仕事の段取りを決めるのです。家を空けるときは録画をして「夜にドラマ、特に刑事もの」等を見て「ニュースゼロ」を観て、一日が終わります。これが今日まで延々と続いています。この事は私の“健康の源”になって今も現役で傾聴ボランティアなどを続けています。そしていつも私を助けてくれるのは亡き母の働いている姿と人に対する姿勢でした。今も母に追いつこうと頑張ってはいるもののまだまだです。

私を一人でも必要とする人がいる限りもう一踏ん張りしてみようと思います。

 

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