学会学術賞を受賞しました
2018年11月29日(木) | カテゴリー:鶴岡協立病院
2018年10月13・14日に「温海ふれあいセンター」に於いて第39回山形県医学検査学会が開催されました。
当院検査科では、奥山真紀主任技師が
「2型糖尿病患者における左室機能障害の有病率とSGLT2阻害薬の有効性の検討」について発表し、学会学術賞を受賞しました。
受賞理由として、近年の動向として2型糖尿病患者における心不全特に左室機能障害が問題となっていることに着目し、糖尿病内科の医師と連携して投薬前後で心臓超音波検査を実施し、その有効性について検討した取り組みは、臨床検査技師の役割を担っている。また、検査科スタッフ全員が一丸となって内部精度管理を図り、精度の高い検査結果を報告出来た。更に、今回の検討から今後の課題が明確に示されていること。などが挙げられました。
中でも、検査科の強固な団結力が高い評価を頂けたことは、部門運営に従事している立場として感慨深いものがあります。
このような名誉ある賞を受賞できたことに感謝し、検査科一同更に研鑚を積み、努力していきます。
また、今回の学会発表にあたり、ご指導いただきました当院堀内隆三院長先生、東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科の坂本昌也先生はじめ諸先生方に深く感謝いたします。
検査科科長
鈴木真里子